祈りの回廊

祈りの回廊 2021年春夏版

聖徳太子が通った道「筋違道」を訪ねて いわば聖徳太子の通勤路であった「筋違道」。
周辺のゆかりの地をつないで、
薨去こうきょされて今年で1400年になる聖徳太子を偲びます。
聖徳太子が通った道「筋違道」を訪ねて
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❶駒塚古墳と❷調子丸古墳

聖徳太子の愛馬「黒駒」と、その世話係「調子麿」の墓と伝わる2つの古墳が近距離に。

生駒郡斑鳩町東福寺1-4/1-5

0745-70-1200(斑鳩町文化財活用センター)

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上宮かみや遺跡公園

『続日本紀』にある称徳天皇の「飽波宮あくなみのみや」跡とされ、聖徳太子が晩年を過ごしたという「飽波葦墻宮あくなみあしがきのみや」ともされる場所です。

生駒郡斑鳩町法隆寺南3-3

0745-70-1200(斑鳩町文化財活用センター)

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飽波あくなみ神社

雀が聖徳太子の前で舞ったという昔話や、太子が座ったという「腰掛石」が伝わる。

生駒郡安堵町東安堵1379

0743-57-5090(安堵町歴史民俗資料館)

5

極楽寺

聖徳太子創建と伝わる寺院。太子が掘ったという5つの井戸のうちの1つが境内に残される。

生駒郡安堵町東安堵1453

0743-57-2231

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油掛地蔵

聖徳太子が念仏を唱えたところ地蔵菩薩が現れ、その姿を彫った地蔵像を安置したと伝わる。

磯城郡川西町吐田1079

0745-44-2213(川西町役場)

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白山はくさん神社

ここにも「腰掛石」が。聖徳太子が馬をつないだという「駒つなぎの柳」の伝承地でもある。

磯城郡三宅町屏風127

0745-44-2001(三宅町役場)

8

屏風杵築びょうぶきつき神社

休憩する聖徳太子をもてなす様子を描いた「聖徳太子接待絵馬」や太子ゆかりの「屏風の清水」が伝わる。

磯城郡三宅町屏風115

0745-44-2001(三宅町役場)

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法楽寺

由緒書によると、孝霊こうれい天皇の宮である黒田廬戸宮くろだのいおどのみや跡に建立された、聖徳太子開基と言い伝えられる寺院。

磯城郡田原本町黒田360

0744-34-2080(田原本町地域産業推進課商工観光係)

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秦楽寺じんらくじ

聖徳太子にもっとも近しい側近だったとされる秦河勝はたのかわかつが建立したと伝わる寺院。

磯城郡田原本町秦庄267

0744-34-2080(田原本町地域産業推進課商工観光係)

太子道

聖徳太子が、推古天皇の宮殿の飛鳥あすか小墾田宮おはりだのみやと住まいである斑鳩いかるが・斑鳩宮とを行き来したという「筋違道」、別名「太子道」。その名の通り、他の主要な古道が東西南北に横断縦走するのに対し、奈良盆地を斜めに伸びる道でした。

現在「筋違道」の多くは失われ、そのままを辿ることはかないません。しかし、周辺に今もなお残る聖徳太子ゆかりの地を辿ると、いく先々に残された聖徳太子にまつわるエピソードの数々に触れることができ、人々が長らく聖徳太子へ寄せてきた敬愛と親しみが、ひしひしと感じられます。

選ぶルートにより多少の差異が生じますが、法隆寺から秦楽寺最寄りの笠縫駅まで約15キロの道のり。徒歩での所要時間は約2時間半。拝観や休憩の時間を見込んで、ゆっくりじっくり自分ペースでのウォーキングをおすすめします。

聖徳太子没後1400年関連情報等については「なら記紀・万葉」

奈良県のウィーキングについては「歩く・なら」